大学コンソーシアム石川は、石川県内の企業や自治体と高等教育 機関との協働により、地元に求められる優れた人材の育成とその 地元定着を図るために、「学都いしかわエクスターンシップ」を提 案します。その実施に当たり、下記要件①~⑩すべてに該当する インターンシップを「学都いしかわエクスターンシップ」と認定 し支援します。
学都いしかわエクスターンシップ要件
- 石川県内の企業または団体が実施するインターンシップであり、その対象が石川県内の高等教育機関に在籍する学生であること。ただし、対象が石川県内の企業または団体に関心のある県外高等教育機関在籍の学生の場合も可とする。
- 学業に支障がないこと。
- 実習期間中の実施計画が立案されており、担当者がいること。
- それぞれの企業や組織の特徴を生かした、学生のキャリア形成に資する目標が設定されていること。
- 主となる活動が、対面での就業体験(企業や組織の具体的な業務や課題解決に従事する体験)であること。
- 実働日数5日以上かつ実働時間30時間以上であること。(実働日は連続でなくてもよいが、原則として当該年度内にすべての実働日が含まれていること。また実働時間には、学生が個人またはグループで行う就業体験の準備や課題への取り組みの時間を含めてもよい。)
- プログラムの終了時において、学生が当該プログラムでの学びや成長等を振り返る機会が設けられていること。
- 大学コンソーシアム石川や石川県内高等教育機関が行う学生評価やアンケート調査に協力可能であること。
- 原則、無報酬であること。
- 採用に直結しないこと。
企業のメリット
- 学都いしかわエクスターンシップの要件を満たせば、企業の実施目的・計画及び特色に沿ってインターンシップを実施できる。
- 参加学生の募集と選考は、大学コンソーシアム石川と大学事務局が主体となって行い、県内高等教育機関の学生に周知する。
- 専門のコーディネーターが、インターンシップの内容や設計について事前研修を行い、支援する。
- 学生対象の事前研修で、インターンシップ参加にあたっての注意事項や基本的スキルについて理解を深めさせ、明確な目的意識を持って臨むよう指導する。
- 学生の新鮮な視点やアイデアを活用したり、普段なかなかな取り組めないような自社の課題について取り組むことができる。
- 実施したインターンシップにより、学生にどのような力がついたのかを明確に知ることができる。
- 実施したインターンシップの成果と課題について、学生の意見や感想を踏まえたフィードバックが得られる。
- 社内の若手人材育成や社内の活性化といった効果を期待できる。
- 県内高等教育機関との連携が深まり、意識の高い学生と早期のコンタクトが可能になる。
- 企業・組織として、地元人材の育成や学生の地元定着といった地域社会への貢献につながる。
- 学都いしかわエクスターンシップ協力企業として、質の高いインターンシップの実施企業に認定され、自社や業界に対する学生や高等教育機関の認知度が上がり、 理解が深まる。