平成21年度 第5回 大学コンソーシアム石川FD研修会
テーマ:「IR( Institutional Research)と授業評価」
※テレビ会議システムにて参加希望機関(石川県内高等教育機関 最大5カ所)へ送信の予定
主催:大学コンソーシアム石川
開催日:平成22年2月26日(金) 午後1時30分~午後3時30分
会場:大学コンソーシアム石川 シティカレッジ教室1(金沢市広坂2丁目1番1号 石川県広坂庁舎2階)
趣旨
自己点検・評価のシステム導入を伴う「大学設置基準の大綱化」から20年近くが経過しようとしている。その間、認証評価制度による評価の義務化、FDの努力義務―法的義務化と、教育内容・授業内容・方法の改善は評価とともに進んできた。この流れを象徴するのが、授業評価の普及である。今や、学生アンケートによる授業評価抜きでFDを語ることができない。全ての高等教育機関で実施されているからである。しかし、学生による授業評価が授業改善に実際に結びついているのかと問うても、確たる証拠を挙げることはなかなかできない。
FD活動の実質化のためには、学生による授業評価におけるアンケート内容や分析手法それ自体を学問的に見直すことが必要である。日本における大学教育に欠けているIR( Institutional Research)の重要性に鑑みて、データ収集を目的とする学生授業アンケートをそもそもどのように作成すれば良いのか、あるいは自由記述欄に書かれた学生の声をどう読み取ればいいのか、社会心理学そして教育工学の若手研究者2名から、問題提起と問題解決のための新たなアプローチ方法を提示していただく。授業をどう評価すべきか、について関心をお持ちの方々の積極的な参加を促したい。
内容
午後1時30分~40分
挨拶と趣旨説明 青野 透(大学コンソーシアム石川FD専門委員会委員長)
午後1時40分~2時10分
報告1「IRの観点から見た授業評価アンケート作成の注意点」
尾関 美喜 (金沢大学 大学教育開発・支援センタ- 博士研究員)
午後2時10分~25分 質疑応答
午後2時25分~55分
報告2「テキストマイニングを応用した自由記述に対する分析システムの紹介」
松河 秀哉 (大阪大学 大学教育実践センター 助教)
午後2時55分~3時10分 質疑応答
午後3時10分~30分 テーマ全体についての意見交換
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