大学コンソーシアム石川連携FD事業

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◎2010年度短期大学FDフォーラム

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2010年度短期大学FDフォーラム
「短期大学のキャリア教育等について」

開催日:平成22年9月14日 13時30分~16時30分 会 場:石川県広坂庁舎2階 教室1 
参加者:32名

主な内容:
基調講演「企業から見た短期大学出身者」 井尻 一義(株式会社ISTソフトウェア 人事部 社内教育担当)

報告1 岡野絹枝(金城短期大学部 就職進学指導部長)
報告2 島内俊彦(小松短期大学 キャリア形成委員長)
報告3 池端進(金沢信用金庫 人事部長)
パネルディスカッション 司会:新田雅道(小松短期大学 准教授)


 

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 各大学に求められるキャリア教育について学校の種別を超えた学びあいを行うために企画された今回のFDフォーラムには、県内外から短期大学・大学関係者が多数集まりました。

 基調講演には、株式会社ISTソフトウェアの井尻さん氏をお迎えして「企業から見た短期大学出身者」をテーマにIT業界の新卒雇用の現状や、企業側が求める人材について語っていただきました。企業側の採用基準には、コミュニケーション能力、知識・技術、資格という3点があげられ、知識や資格は採用後にOJTや自己学習によって習得することができるが、面接の段階ではコミュニケーション能力があることが採用のもっとも大切なポイントになると述べられました。教育機関には、クリエイティブな発想力とコミュニケーション力、価値を創造する力を学生に身につけさせる教育をおこなってほしいという提言がありました。出席者からは、面接時の短大生と大学生の印象の違いや、クリエイティブな能力を養うために教育機関にどんな教育を求めるかなど、積極的に質問がなされました。

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 その後、短期大学側の報告として金城短大の岡野氏からは、金城短大では日常的にキャリアカウンセリングを行い、学生に自信と目的意識を持たせるために実践しているキャリア教育の内容についてご報告をいただきました。小松短大の島内氏からはキャリア教育を実践するために、学内で取り組まれている様々な改革とその問題についてご報告をいただきました。 石川県内の企業側として金沢信用金庫池端氏のご報告では、採用後のキャリアアップについて短大卒の社員と高卒の社員の違いについて述べられました。 パネルディスカッションでは、短期大学のキャリア教育の問題や離職率、地方での人材確保など企業と短大、それぞれの立場から活発な議論がおこなわれました。

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